日産・ルノーグループのカルロス・ゴーンCEOは、スペインのバルセロナで開催されている携帯通信産業の展示会Mobile World Congressで基調講演を行いました。その中で、「もしAppleが電気自動車を作るなら、我々にとって良いニュースだ」と語り、Appleによる自動車産業への参入を歓迎する発言をしたと海外メディアCNETが報じています。日産といえば、普及価格帯の電気自動車「リーフ」を発売し、電気自動車の販売に力を注いでいる企業のひとつです。ゴーンCEOは、「自動車産業以外の企業による電気自動車への参入は、業界に新風を注ぎ込むことになる」とも述べ、Appleの動きに期待を寄せています。ゴーン氏はまた、すでに電気自動車に進出している高級ブランドBMWや、Appleからの人材引き抜きでも注目されたテスラ・モータスをライバルとは見ておらず、バッテリー容量や充電スポットの数、消費者に割高感を持たれている製品価格といった電気自動車を取り巻く状況の改善のため、協力することができると考えているようです。
日産のゴーンCEO、Appleの電気自動車参入を歓迎!「業界に新風」(iphone mania)
【話題】ゴーンCEO、Appleの電気自動車参入を歓迎
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年3月2日