公道を走れる電気自動車(EV)造りに取り組んできた県立波崎高校(神栖市土合本町、高橋幸一校長)の機械工作部が7日までに、市販のガソリン車を電気自動車に改造して公道用ナンバーを取得した。高校生による改造EVのナンバー取得は県内初という。ナンバー取得は難しい作業工程をいくつもクリアしなければならず、挑戦と試行錯誤の日々だった。飯田拓実部長(3年)は約2年間の苦労を振り返りながら「ついに完成した。僕たちの技術の結晶、誇り」と喜んでいる。同部は、中高生の手作りEVコンテスト「エコ1チャレンジカップ」で全国3位に入るなど、主にレース用EVの製作で成果を上げてきた。そして、同校が昨年度、創立50周年を迎えたことから、記念事業の一環として、初めて公道用EVの製作という目標を立てて取り組んだ。
「僕らの誇り」EV完成 波崎高機械工作部(茨城新聞)
【話題】波崎高機械工作部、「僕らの誇り」EV完成
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– 2014年7月8日