世界的な電力技術会社のインテリジェント・エナジーは本日、JSAE年次大会にて同社の第4世代空冷式燃料電池電源装置を発表した。第4世代装置は、二輪車および四輪車へ簡単に搭載できるよう設計したもの。同技術は、スズキとの提携により開発した。この第4世代燃料電池電源装置は、必要な補助部品を装備することで、車両メーカーが自社製品に以前にも増して容易に搭載できるようにしている。インテリジェント・エナジーの最新の専有的燃料電池技術を採用した第4世代装置は、電力密度が高く、コンパクトで、自己完結的なシステムとなっている。この電源は、定格3.9kWの連続稼働が可能で、短時間では4kW超を提供でき、小型燃料電池電気自動車の原動機電源として、また大型車のレンジエクステンダーとして設計されており、従来の内燃機関に対するゼロエミッションの代替手段を提供するとともに、バッテリーのみの電気自動車でよく経験する走行距離の不安に対処するもの。
インテリジェント・エナジーがJSAE 2014で次世代の統合型コンパクト燃料電池電源装置を発表(財経新聞)
【新技術】インテリジェント・エナジー、次世代の統合型コンパクト燃料電池電源装置
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– 2014年5月23日