三菱電機は2月13日、業界最小の小型化を実現した「電気自動車(EV)用モータードライブシステム」を開発したと発表した。EVやハイブリッド電気自動車(HEV)では従来のガソリン車に比べて大きなバッテリー設置空間が必要となり、乗員の居住空間を確保するためには、モータードライブシステムの小型化が求められている。同社は今回、EV駆動用のフルSiC(Silicon Carbide)インバーターを開発。さらに、モーター巻線と冷却器との間の熱抵抗を低減し、モーターを小型化することで、従来開発品よりもさらに小型の14.1リットル(60kW出力)を実現した。
三菱電機、業界最小のEV用モータードライブシステムを開発(レスポンス自動車ニュース)