東京モーターショーでは、数多くの超小型モビリティが展示されていたが、なぜか懐かしさを感じつつ、ヨーロッパ車のような洗練された超小型モビリティがあった。それがデュラックス有限責任事業組合が制作した「D-FACE」だ。このデュラックスとは、ユー・アイズ・デザインと、デザイン&リラクゼーションズ、ディーアートの3つカロッツェリア(車体製造業者)が共同して立ち上げた会社。そのデザインを担当したのは、元トヨタ自動車<7203>の元デザイナーだという。可愛らしいボディは、半世紀も前に発売されていた、BMWの「イセッタ」からヒントを得たもので、それを現代に超小型EVとして誕生させたのだ。
名車BMWイセッタをヒントに開発した超小型モビリティ(財経新聞)