ドイツの高級車メーカーが電気自動車(EV)の量産に名乗りを上げた。BMWは同社初となるEV「i3(アイスリー)」を投入する。日本では2014年4月に発売される。i3の特徴は車体にある。車両重量は1260キログラム。EVで先行する日産自動車のリーフの1430キログラムに比べて、かなり軽い。その秘密は、鉄より強くて軽い炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をボディに全面採用した世界で初めてのモデルだからだ。1回の充電による航続距離が約160キロメートルとリーフより短いが、発電用エンジンを積んだモデルだと300キロメートルまで走行できる。
BMW「i3」が示す”本当のエコカー”(東洋経済オンライン)