デンソーは27日、名古屋大学と電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の蓄電池の充電、放電を工夫し、電気代を減らす実証実験を10月から愛知県豊田市で始めると発表した。家庭にある太陽光発電量と消費電力量、EVの利用履歴などを計測して、使用予測を立てたうえで、価格の安い時間の電力購入量を増やす仕組み。電力需要を踏まえ効率良く蓄電池を使う必要があると判断。デンソーと名大は、来年3月までの実験結果を踏まえ、事業化を検討する。同実験は、経済産業省が推進している「次世代エネルギー・社会システム実証事業」のひとつ「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環。
デンソーと名大がEVなどの電気代削減で実証実験(産経BIZ)
電気自動車の蓄電池をHEMSに連携 名大とデンソーが共同開発・実証実験へ(環境ビジネス)