日産自動車は2013年9月、47都道府県の道の駅に対して、電気自動車「リーフ」1台と、リーフの内蔵バッテリー(蓄電池)を家庭用電源として利用できる装置「LEAF to Home」1基を組み合わせて無償提供すると発表した。販売点の試乗車として使われていた車両を用いる。リーフは走行用に容量24kWhのリチウムイオン蓄電池を内蔵している。満充電なら一般家庭が必要とする電力を、約2日間にわたって供給できる量だ。LEAF to Homeをリーフに接続すると、この蓄電池を家庭用電源として利用できるようになる。リーフが移動型大容量蓄電池に早変わりする形だ。
「道の駅」が非常電力の拠点に、リーフと電源変換器をセットで日産が提供(スマートジャパン)