ヤマハ発動機は３日、都内で開催した事業説明会で３輪コミューターと超小型４輪車を２０１４年春から順次投入すると発表した。同社が３輪や４輪を投入するのは初めて。両製品とも「（１１月開催の）東京モーターショーにコンセプトカーを出展する」（柳弘之社長）見通しだ。３輪コミューターは１４年春から世界で展開し、前方が２輪、後方が１輪。前方は１輪ずつに個別のサスペンションが付き、独立して動く。大きな段差でも容易に乗り越えられる。価格は１００万円以下になる予定。同社が得意とするスポーティな２輪車の乗り味を残しつつ、安全性を向上し、幅広い需要を開拓する。超小型４輪車は「１４年以降の発売を目指し２輪と４輪の中間（のタイプ）を研究開発中」（木村隆昭専務執行役員）。公道走行を前提とした近距離コミューターになる見込みだ。駆動方式や日本市場への具体的な投入予定などは明らかにしていない。
ヤマハ発、小型４輪投入－公道走行の近距離タイプ、３輪も来春（日刊工業新聞）
ヤマハ発、スポーツ性高めた三輪バイク新開発 １４年前半に発売へ（産経BIZ）
