水素燃料電池は長い間、自動車の動力源として完璧な方法と見なされてきた。電気エネルギーの発生後に排出されるのは水蒸気のみ。トヨタ自動車は同電池を搭載したモデルの試作を重ね、本格投入の時期を迎えつつある。トヨタは1990年代、懐疑的な見方がある中でガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車「プリウス」の発売にこぎ着け、現在も燃料電池の次世代版の検討を続けている。11月に開催される東京モーターショーでは水素燃料電池を搭載したセダンを出展する予定。トヨタは2015年モデルとして発売することにしており、米国では早ければ来年中にディーラーの店頭に並ぶ可能性もある。
トヨタ:プリウス成功の再現なるか-水素燃料電池車、15年投入(ブルームバーグ)