米Detroit Electricは、「Auto Shanghai 2013(上海モーターショー)」において、新型の電気自動車(EV)「SP:01」を初めて一般公開した。2シーターのスポーツEVで最高速度は時速249km、停止状態から時速100kmまで3.7秒で到達する、世界最速のEVであるという。999台の限定生産で、2013年4月上旬から予約を受け付けている。同年8月から米国ミシガン州にある同社の工場で生産を始める。米国での価格は13万5000ドルから。最高出力が150kW(201hp)、最大トルクが225N・mのモーターをミッドシップに搭載し、後輪を駆動する。アルミフレームとCFRP(炭素繊維強化樹脂)のボディーを採用するなど、軽量化を目指して設計し、車体質量を1068kgに抑えた。“世界最速EV”を名乗る性能は、主に出力荷重比によるものという。4速手動変速機を搭載しているが、エンジン車の変速機のように規則正しく変速する必要はほとんどないとのこと。
時速100kmまで3.7秒、世界最速の電気自動車が初公開(日本経済新聞)