NTTドコモは一般社団法人仙台グリーン・コミュニティ推進協議会(事業体構成企業:国際航業株式会社、株式会社NTTファシリティーズ、東日本電信電話株式会社)からの委託により、太陽光発電や電気自動車の蓄電池など5種類の電源に対応し、停電時にも電力供給をすることができるHEMSを開発した。同HEMSは、電力会社から購入する電力のほか、太陽光発電や定置型リチウムイオン蓄電池、家庭用燃料電池(エネファーム)の電力だけではなく、電気自動車の蓄電池の電力を家庭電力として利用できる、5種類の電源に対応したHEMS。2013年内には、日産自動車株式会社のグローバルデータセンターとドコモのHEMSクラウドとを連携し、電気自動車の使われ方や蓄電池の充電状態などの情報を取得し活用することで、電気自動車の効率的な充放電制御を自動で行うV2Hを実現するシステムの構築を目指す。これにより自動車として利用するだけでなく、蓄電池として効率的利用も両立できるようになり、家とクルマのエネルギーマネジメントの最適化が可能になる。
NTTドコモ、太陽光発電や電気自動車の蓄電池など5種類の電源に対応したHEMSを開発(プレスリリース)