「あと1年しかないよ・・・」。自動車業界の関係者が焦っています。電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)などの電動車両で、無線で電力を伝送する「ワイヤレス給電」を実用化する時期が迫っているためです。「2年以内に実用化する」――。日産自動車が、「2年以内」に発売するEVにワイヤレス給電技術を採用すると2012年4月に宣言したのがきっかけでした。それから1年が過ぎて現在、2013年4月。日産自動車の発表は議論が白熱しているワイヤレス給電の標準化に向けた駆け引きのようにも映りますが、いずれにしても発売に向けたカウントダウンは着実に進んでいるのです。
【インフラ】カウントダウンか、ワイヤレス給電
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2013年4月15日