東芝は、宮古島市、本田技術研究所と、小型電動モビリティ及び電力供給装置の活用に係る社会実験の実施に向けたプロジェクトの検討・協議に着手する協定を締結した。このプロジェクトは、同社と宮古島市、本田技術研究所とが協力して、島内の新たな移動手段として、小型電動モビリティや電力供給装置等の導入、活用、運用管理に関する情報収集を行うことで、宮古島市のエコアイランド化を推進するもの。今回の協定締結に基づき、三者は社会実験の実施に向けて以下の項目について検討・協議していく。1.宮古島内の交通・生活に関する情報収集 2.社会実験モビリティの導入、活用及び運用管理並びにこれらに関する情報収集 3.電力供給装置の導入、活用及び運用管理並びにこれらに関する情報収集。今回の社会実験において同社は、蓄電池を備えた充電器を設置し、小型電動モビリティの充電に関する利便性や充電インフラのあるべき姿について調査検証し、その成果を今後の技術開発に生かしていく計画。また、この社会実験では本田技術研究所の近距離移動用小型電動モビリティを使用し、走行試験をする予定だ。この走行試験用の小型電動モビリティに搭載する動力用バッテリーには、同社製リチウムイオン二次電池SCiB(TM)が採用された。
東芝、宮古島での小型電動モビリティ社会実験実施で基本協定書を締結(プレスリリース)