IDC Japanは、国内自動車駆動用蓄電池市場動向を発表した。これによると2011年下半期(7月~12月)の国内自動車駆動用蓄電池市場(国内向け出荷市場)は、前年同期に比べ82.0%増加し、609億円だった。また、出荷容量は71.1%増加し、1,002MWh(メガワット時)だった。蓄電池の種類別では、ニッケル水素蓄電池が前年同期に比べ1.6%増加し303億円。これに対し、リチウムイオン蓄電池は前年同期に比べ730.9%増加し306億円。国内自動車駆動用リチウムイオン蓄電池市場の規模は、半期ベースで初めてニッケル水素蓄電池を上回った。
IDC、2012年上半期 国内向け自動車駆動用バッテリー市場は倍増(カーウオッチ)
IDC Japan、2011年下半期の国内自動車駆動用蓄電池市場動向を発表(プレスリリース)