三菱自動車の益子修社長は、5月18日、「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2012」の参戦発表会で「電気自動車(EV)のラリーがあればチャレンジしたい」と述べ、EVのモータースポーツは積極的に参戦していく方針を明らかにした。三菱自はパリダカ、世界ラリー選手権(WRC)から撤退し、モータースポーツ活動は実質的に停止している。今回、パイクスピークへの参戦は3年半ぶりのモータースポーツ活動となる。益子社長は「三菱はモータースポーツ活動をやらないのかと聞かれた時はEVでチャンスがあればと答えてきた。今後もチャレンジしていきたい」と述べ、今後もEVのレースには積極的に参戦する姿勢を示した。特に同社のモータースポーツ活動はラリーが中心だったことから「電気自動車で(参戦できる)ラリーをやるチャンスがあれば考えたい」と述べた。
三菱益子社長「EVラリー、チャンレンジしたい」(レスポンス自動車ニュース)