2012年5月10日、1台の電気自動車がアフリカ4800kmの旅へと出発した。これはUNEP(国際連合環境計画)による「Mission Africa」という企画で、アフリカという電力事情もあまり良くない過酷な環境で、電気自動車の信頼性とエネルギー効率を示してみせようというものである。この旅は、ナイロビをスタート地点とし、ケニア、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、南アフリカ共和国を通り、ヨハネスブルグでゴールするという計画となっている。全行程はおよそ4800km、約1ヵ月半の旅となる。ドライバーを務めるのは、Xavier Chevrin氏。彼は2010年に行われた、電気自動車で中国・上海からフランス・パリまで行くという企画でもドライバーを務めている。ちなみにその旅は、電気自動車で成し遂げられた1番長い旅として記録されている。
EVでアフリカ大陸縦断の旅、耐久性を証明へ(AFP BB News)