今や世界最大の自動車市場となった中国。政府の環境政策への期待が高まる中、電動車両においても急速に普及が進むのは明白だ。そして、その動力となる電池に関しても、研究開発が盛んに行われている。このような背景を基に、2012年5月21日に「第1回 日中電池サミット」(日中国交正常化40周年:アジア・バッテリー・フォーラム)が開催される。中国からは、「国家863電動車両重大専項動力電池テストセンター」の主任である王子冬氏と、「国家863計画リン酸鉄リチウム重点プロジェクト」の責任者で様々な正極材料の研究に取り組んでいる北京大学の陳継涛副教授が来日、中国の最新動向について解説する。開催に先立ち,同シンポジウムで講演するデロイト トーマツ コンサルティング シニアマネジャーの周磊氏にインタビューした。
電動車両も中国が世界最大の市場に、2015年がジャンプアップの年(Tech-on)