三菱自動車は、今年度内に軽トラックの電気自動車(EV)を発売する。同社では3車種目のEVとなる。車種を広げてEVのさらなる普及を目指す。同社の軽トラック「ミニキャブトラック」をベースに開発する。搭載する電池などは昨年12月に発売した軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」に準じたものになる見通し。国の補助金を差し引いた実質価格は、ミニキャブ・ミーブの173万円よりも安く、150万円程度になるとみられる。EVは1回の充電で走れる距離が従来の自動車より短いが、深夜電力料金などを使えば燃料費はガソリン車より大幅に安くなる。このため、同社は、近距離の配送などに使う自営業者や農家向けなどに需要があるとみている。三菱自は今年度中に、エンジンで発電するプラグインハイブリッド(PHV)型のスポーツ用多目的車も発売する。
EV軽トラ、三菱自が発売へ…燃料費大幅安も(読売オンライン)