磐田市に事業所を置くNTNは14日から、世界初のインホイールモーターシステムを搭載した小型電気自動車(EV)の実証実験を県内で始める。同日実施の新東名高速道の開通式で実験車両がお披露目され、川勝平太知事が試乗する予定。今回の実証実験はEVやプラグインハイブリッド車(PHV)の本格普及を目指す県の「ふじのくにEV・PHVタウン構想」の取り組みの一環。インホイールモーターシステムはホイール内部にモーターや減速機を内蔵してタイヤを直接駆動する方式。従来の駆動系機器が不必要となる分、バッテリーを積むスペースが確保できる利点がある。実験車はNTNが小型EV用に開発した同システムを、タジマモーターコーポレーションが製作した2人乗りの車両に搭載した。
小型EV、県内実証実験へ 新東名開通式でお披露目(静岡新聞)
新東名高速道路を2人乗り小型EVが走る、インホイールモーターを搭載(IT MONOist)