日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは5日、ニューヨークモーターショー12において、『LEコンセプト』をワールドプレミアした。LEコンセプトは、インフィニティブランド初の市販EVを示唆したコンセプトカー。実用性の高い5シーターの4ドアセダンでありながら、空気抵抗係数を示すCd値は0.25と、非常にスタイリッシュなデザインが与えられるのが特徴だ。全長は、インフィニティ『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)の4735mmとほぼ同じ。注目のEVパワートレインは、日産『リーフ』のシステムがベース。モーターの最大トルクは33.2kgmで、二次電池のリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が24kWhだ。インフィニティは、「1回の充電での航続距離を犠牲にせず、優れた加速性能を追求した」と説明している。LEコンセプトは2年以内に、発売される予定。日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、「我々はLEコンセプトの市販化により、EV市場のリーダーとして、さらにEVのラインナップを拡大する」と語っている。
【ニューヨークモーターショー12】インフィニティ、EVセダンを2年以内に市販へ…LE コンセプト(レスポンス自動車ニュース)
日産、インフィニティの高級EV「LEコンセプト」(カーウオッチ)
日産のEV版インフィニティ、インテル「Atom」を搭載(日本経済新聞)