【企業】三菱重工が長崎造船所構内で電気バスの実証運行

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三菱重工は16日、長崎造船所(長崎市飽の浦町)構内で性能やコスト面を調べるために実証運行している大型の電気バス(定員64人)を自治体関係者らに公開した。「1回の充電時間は短く、走行距離はより長く」(同社)という商用化に向けた課題の解決に取り組んでいる。電気バスは今月9~24日の間、全国の主要な公営バスの平均路線距離に相当する「4~5キロ」に設定した構内の往復経路を、実際に社員らを乗せて1日10回走行。実用性や走行性能に関する種々のデータを収集している。国土交通省の「環境対応車を活用したまちづくりに関する実証実験」で2011年2月~12年1月にかけ、京都、青森、福岡の各市で実証運行した際に使われた車両。三菱ふそうトラック・バスのハイブリッドバスをベースに10年に開発されたもので、長崎造船所で生産しているリチウムイオン電池を車両後方などに搭載している。

電気バスがすーいすい 三菱重工が長崎造船所構内で実証運行(龍~なが)

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