【提言・電池】EVが廃車になるまでバッテリー交換不要というのは「前提条件」

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脱石油の有力なソリューションとして期待のかかる電気自動車(EV)の性能を決定づける最重要部品といえば、電力を蓄えるリチウムイオン電池である。今日、バッテリーメーカー各社は次世代電力網スマートグリッドに使う蓄電装置などの需要増も見越して、大型電池の研究開発を加速させている。EV分野で急に東芝が頭角を現したのは、SCiBが他のリチウムイオン電池にない特性を持っているからだ。まずは耐久性。東芝はSCiBの寿命について、空から満充電までの深充放電を4000回繰り返しても初期性能の9割を維持できるとしている。これはリチウムイオン電池のなかでもケタ外れの数字で、仮に 航続距離200kmのEVを2日に1回充電する場合、寿命は実に20年以上ということになる。

【EVバッテリー レポート2011-12 vol.3】東芝SCiB開発者に聞く「次世代EVバッテリーに必要とされる性能要件」とは(レスポンス自動車ニュース)

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