UMWトヨタ・モーターは、マレーシアにおけるハイブリッド車および電気自動車(EV)の組み立てを検討している。ムスタパ・モハメド通産相からUMWトヨタ・モーターに、エコカー組み立て施設の設立要請があったという。同社は今後マレーシアにおけるハイブリッド、電気自動車の販売状況や市場の状況を注視し、組み立て事業を行うかどうかを検討するという。同社はセランゴール州クランのブキ・ラジャにインテグレーテッド・クオリティ・ハブ(IQH)を開設、このほど開所式を開催した。IQHへの投資額は2億リンギで、2013年までの10億リンギの投資の一環。一度に9,500台を収容できるストックヤードやアクセサリー・センター、2.1キロメートルのテスト・トラック、ボディー&ペイント・センター、パーツ倉庫などを備える。納車までの期間短縮、販売後サービスの拡大が可能となる。
UMWトヨタ、ハイブリッド車&EVの現地組立を検討(マレーシアナビ)