経営分析、特許分析のパテント・リザルトはこのほど、全固体型リチウムイオン二次電池について特許分析ツール「BizCruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめた。電気自動車や蓄電用途としてリチウムイオン二次電池が注目されていますが、従来型は有機溶媒を電解質と用いているため、液漏れや発火といった安全性に問題を抱えている。そこで、次世代型として電解質に固体を用いた全固体型リチウムイオン二次電池の開発が進められている。この調査では全固体リチウムイオン二次電池関連の特許を集計し、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行った。その結果、「総合力ランキング」では、1位 出光興産、2位 パナソニック、3位 トヨタ自動車となった。
パテント・リザルト、全固体型リチウムイオン二次電池参入企業に関する調査結果を発表(プレスリリース)