日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は、32ビットの新型マイコン群「Concerto(コンチェルト)」シリーズを発表した。デジタル信号処理の機能を強化した同社独自のCPUコア「C28x」と、ARMのCPUコア「Cortex-M3」を組み合わせて1チップに集積したデュアルコア品である。複数の製品群をそろえる同社の高速マイコン「C2000」シリーズの最上位品という位置付けだ(図1)。再生可能エネルギーやスマートグリッド、電気自動車、デジタル制御電源、高効率のモーター制御など、「環境への配慮に対応した、各種のグリーンアプリケーション」(同社)を狙う。
「狙うはグリーンアプリケーション」、TIが新型デュアルコア・マイコン群を発表(EE Times)