茨城県つくば市で2日、立ち乗り充電式二輪車セグウェイや1人乗りの電動四輪車、電動車いすなどの「移動支援ロボット」を歩道で走らせる実験が始まった。つくば駅周辺などで約3年間、実験を続ける予定。いずれも歩道での利用は禁じられているか制限があるが、防犯パトロールや高齢者・障害者らが移動する場合の有効性を確認する目的で、つくば市が「モビリティロボット実験特区」として国から認定を受けた。セグウェイはパトロールでの利用を想定。バランスを自動制御できることからロボットとみなした。高齢者らの利用を想定した電動四輪車や電動車いすは、経路を設定すれば自動的に目的地まで誘導できる。つくば市産業振興課は「ロボット産業の拡大に貢献するほか、新技術の社会実験の実績をあげ、企業誘致につなげたい」としている。
【施策・新技術】つくば市、モビリティロボット実験特区に
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– 2011年6月2日