日本発の電気自動車(EV)ベンチャーが、高齢化や働く女性の増加で高まる宅配需要を取り込もうとしている。大手自動車メーカーの手の届きにくい領域に、ベンチャーならではの「小回り」を利かせ、日本のEV市場を切り開く戦略だ。テラモーターズ(東京)は昨夏、宅配用の電動バイク「BIZMOII(ビズモツー)」を発売。大容量のバッテリーを搭載し、1回の充電での走行可能距離を150キロと一般的な電動スクーターの約3倍にした。100ボルトの家庭用電源で充電可能で、夜間に充電すれば走行距離を心配せずに1日走ることができる。法人向けに底堅い需要があり、年間1000台の販売を目指している。
EVベンチャー、宅配に照準=「小回り」で市場開拓(ウォールストリートジャーナル)
【企業】EVベンチャー、小回り性高いEVで市場開拓
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年4月14日