一口に「車載用リチウムイオン2次電池(LiB)」といっても、用途に応じ求められる性能が大きく異なる。ハイブリッド車(HV)では、短時間で出入力を繰り返す出力性能が求められる。一方、電気自動車(EV)では長時間の航続距離を可能にする高容量化が重要だ。GSユアサがHV用をブルーエナジー(京都府福知山市)、EV用をリチウムエナジージャパン(滋賀県栗東市)でと、それぞれ子会社で製造しているように、この2つの特性を高次元で融合することは困難を極める。短距離ランナーか長距離ランナーかの違いで、現状のレシピによるLiBでは、この使い分けは今後も続くことになる。
自動車部材 飛躍の好機 「エコカーを支える」15 EV用LiB3(化学工業日報)
【提言】自動車部材 飛躍の好機
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– 2014年8月1日