TDKは2014年4月28日、磁界共鳴方式のワイヤレス充電システムに関する特許を多数保有するWiTricityとライセンス契約を結んだと発表した。TDKは、このライセンス契約を契機に、電気自動車(EV)をはじめとするモビリティ向けワイヤレス充電システムの早期実用化を目指す方針である。現在販売されているEVは、電力伝送用のケーブルをコネクタに接続して充電する必要がある。ワイヤレス充電システムを使えば、駐車場などに設置した送電側コイルと、車両側に搭載する受電側コイルの位置を合わせるだけで、ケーブル接続することなく充電できるようになる。さらに磁界共鳴方式の場合、送電側コイルと受電側コイルの位置ずれが大きくても、比較的高い効率で充電できるという特徴がある。
EV向けワイヤレス充電システムの早期実用化へ、TDKがWiTricityと提携(MONOist)
【新技術・インフラ】TDK、ワイトリシティと磁界共鳴方式ワイヤレス充電のライセンス契約
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– 2014年4月28日