小豆島町は16日から、小回りが利く電気自動車「超小型車」を貸し出す。1回4200円で、小豆島ふるさと村(同町室生)を拠点に三都半島を走行できる。県内では7月から6台を導入した土庄町豊島に続き2例目。国土交通省の「超小型モビリティ導入促進事業」の認定を受けて実施する。国交省の事業は、まちづくりなどと一体となって、超小型車の導入促進に取り組む自治体や企業などを支援するもの。町は香川大工学部へ委託し、事業の効果や地域の足としての普及の可能性を検証する。期間は3年間の予定。町が日産自動車から3台をレンタルし、小豆島ふるさと村が管理する。走行できるのは、三都半島エリア(中山春日神社までは走行可能)。営業時間は午前8時半から午後5時半まで(11月から2月までは午後5時まで)。町では「走行距離などを検証し、エリア拡大も検討していきたい」としている。
「超小型車」で三都半島走ろう/小豆島で貸し出し(四国新聞社)