ビー・エム・ダブリューは、電気自動車「ＢＭＷ ｉ３（アイスリー）」とプラグイン・ハイブリッドタイプのスポーツカー「ｉ８（アイエイト）」を発表するとともに、予約受け付けを開始した。発売はｉ３が２０１４年４月５日、ｉ８が同年夏以降の予定。価格はｉ３が４９９万円、ｉ８が１９１７万円、ｉ３には発電用エンジンを装備したモデルもあり、こちらは５４６万円（それぞれ消費税込み）。ｉ３は、大都市圏での街乗りを想定して設計した４人乗りモデル。新開発のボディは、アルミニウム合金製のシャシーに軽量で高い強度を持つカーボンファイバー強化樹脂製の骨格を組み合わせた。搭載する電気モーターは、最高出力が１７０馬力、最大トルクが２５０Ｎｍを発揮。軽量・低重心の車体に高出力のモーターを備えることで、街中でのきびきびとした走りと高い加速性を実現している。１回の充電で走行可能な航続距離は、約１３０～１６０キロ。電気エネルギーをより効率的に使うことで航続距離を延ばす「エコ・プロ」モードと「エコ・プロ・プラス」モードもある。ｉ８は、高いスポーツ走行性を持ちながら優れた燃費性も兼ね備えるプラグイン・ハイブリッド・モデル。外観デザインは、風を切るような流麗なシルエットに仕上げられている。高効率の電気モーターに、１．５リッターのツインパワー・ターボエンジンを搭載。システムの最高出力は３６２馬力、最大トルクは５７０Ｎｍで、最高速度は２５０ｋｍ／ｈとなっている。
ＢＭＷ、電気自動車「ｉ３」とプラグインハイブリッド「ｉ８」を発表（読売オンライン）
「BMW」が高級EVを発表 1900万円のスポーツカーも（ANN）
