横浜市で今月、日産自動車の超小型電気自動車(EV)を活用したカーシェアリングの実証実験が始まった。「二輪車以上軽自動車未満」の超小型EVは環境にも優しく、トヨタ自動車やホンダも試作車を開発している。だが、今回の実証実験は100台を投入する大規模なもので、EV普及を大命題に掲げる日産の意気込みが伝わってくる。「百聞は一見にしかず」と、実験に使われている日産の超小型EV「ニューモビリティコンセプト」に乗ってみた。正直なところ、乗る前はエアコンもドアの窓もなく、何となく“やわ”なつくりに不安を覚えていた。しかし-。