1人乗り用の小型電気自動車(EV)の開発を進める「次世代自動車関連技術開発研究会」(事務局・かがわ産業支援財団)は15日、香川県高松市林町の香川産業頭脳化センタービルで会合を開き、試作機を初公開した。高齢者でも運転しやすく、県内企業も参入できる簡易な設計が特徴。完成は来春の予定。開発中の超小型EVは、原動機付き自転車(原付き)と同じ規格で、全長約2・4メートル、幅約1・2メートル。約3時間の充電で30キロメートルを走行できる予定。事故防止機能を備えるとともに、自動車製造のノウハウがない県内企業でも参入できるよう制作しやすさを重視している。
島しょ部高齢者向け超小型EV 香川大など試作車披露(msn産経ニュース)