ニューヨークでは来週から、電気自動車のタクシー６台が市内を走ります。これにさきがけ、そのタクシーが報道陣にお披露目されました。電気自動車のタクシーを最初に利用したのは、ニューヨーク市のブルームバーグ市長です。今回、ニューヨーク市がタクシーに採用したのが、日産自動車の電気自動車、「リーフ」です。フル充電で、およそ160キロメートル走ることができます。電気自動車普及の課題は充電です。市では電気自動車タクシーを運転するドライバーの自宅に充電器を設置しました。さらに市内の３ヵ所には、30分で80％の充電が可能な急速充電器を置いて対応します。ニューヨーク市は、二酸化炭素の排出を減らすため来週から営業を始める６台を皮切りに2020年までに市内を走るタクシーの３分の１を電気自動車にしたい考えです。
