トヨタ自動車は2013年4月11日、フランスのストラスブール市で2010年4月から約3年間実施してきた、プラグインハイブリッド車(PHEV)の大規模実証実験が終了したと発表した。この実験は、同社とフランス電力公社(EDF)、ストラスブール市の3者が協力して行った。ストラスブール市内に、PHEV「プリウスPHV」約70台と専用充電スタンド145台を導入し、PHEVの使われ方やその充電回数、燃料消費量に与える影響などについての実験データを蓄積した。EDFが設置を担当した専用充電スタンドは、各プリウスPHVを識別可能で、充電時の課金情報を管理する機能も備えている。
「プリウスPHV」の大規模実証実験が終了、1日1.1回の充電で燃料消費量半減(MONOist)