積水ハウスは、快適に暮らしながら「まち全体が発電所」となり、電力問題の解消に貢献し、災害時には蓄電池などで安全・安心な暮らしが継続できるまち「スマートコモンシティ林町」(香川県高松市)のまちびらきを2月23日に行った。同町では、国が推進する「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」に準じた仕様を推奨する。「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」とは、高い断熱性能や省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減した上で、残りの消費エネルギーをダブル発電による発電分で相殺することで、エネルギー使用量をゼロ以下にする住宅。全43区画に建築する全ての住宅を、太陽電池と燃料電池を備えたダブル発電住宅とし、EVコンセントも標準装備する。さらに、そのうち約2割は蓄電池を加えた3電池を搭載し、それらを連動制御するHEMSを備え、非常時にも電気のある暮らしができるスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」としている。
積水ハウス、防災と電力問題に対応する「スマートコモンシティ林町」をまちびらき(プレスリリース)