交通渋滞や石油資源の枯渇など、環境の影響が社会問題となり始めた1970年代初頭、メルセデスでは早くも電気自動車(EV)を都市型コミューターとして利用する構想を描き、その研究を始めていた。やがて1998年に「smart(スマート)」がデビュー。当初からEV化を意識して設計されていたスマートだが、それが現実のものとして動き出したのが2007年。実証実験の「smart electric drive」プロジェクトが、ロンドンで始動した。
スマート フォーツー electric drive [電気自動車] 試乗レポート/岡本幸一郎(オートックワン)