ローマ教皇ベネディクト16世は毎年、イタリアのカステル・ガンドルフォで夏を過ごす。(歴代の教皇が所有する避暑用の山荘、ガンドルフォ城には、約55ヘクタールに広がる農園等が含まれている。)ベネディクト16世は今年の夏を過ごす間、ルノーが無料で提供する電気自動車(EV)に乗った。EV版の「Kangoo Maxi Z.E.」を基にしたこの特製のEVは、教皇の衣服と同じ白色で塗られ、フロントドアには教皇の紋章があしらわれている。44kWのモーターを22kWhのリチウムイオンバッテリーが動かす。航続距離は約180kmあり、現地でゆっくりと休養しながら時折姿を見せたりするのには十分だろう。
ルノーが提供したローマ教皇の特製電気自動車(msn産経ニュース)