環境に優しいまちづくりを進める浅口市は19日、市内の企業経営者らを対象に公用車を電気自動車(EV)に改造する実演などを行い、EVによる産業振興と二酸化炭素(CO2)排出削減をPRした。自動車科のある山陽高(同市鴨方町六条院中)を会場に約40人が参加した。実演では同科の3年生6人が、購入から10年がたつ軽ワゴン車1台を改造。エンジンを外し、キットとして市販されているモーターを手際よく取り付けた。市によると、1回の充電で約50キロの走行が可能で、費用は約130万円という。改造車は同科で塗装し直し車検を受けた後、8月中旬から利用する。市は、市内企業がEV関連事業に取り組むことで産業の活性化を期待。会場で試走した栗山康彦市長は「企業の取り組みの一つとして考えてもらいたい」と呼び掛けた。
【地方自治】浅口市、EVコンバート事業で産業活性化に
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– 2012年7月19日