GMが2010年末、米国市場で発売した新型プラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。同車が、他社の顧客を奪っている実態が明らかになった。これは23日、GMが公表したもの。GMによると、ボルトを購入した顧客の約7割が、他社の車からの乗り換えだったという。興味深いのは、どんな車種からの乗り換えかという点。GMによると、最も多いのはトヨタ『プリウス』からの代替。トヨタ『カムリ』、ホンダ『シビック』、BMW『3シリーズ』がこれに続いた。GMはボルトの顧客のひとり、カリフォルニア州サンタモニカ在住のスティーブ・グレンさんのコメントを紹介。グレンさんは、「プリウスに6年間乗ってきて、次のマイカーに『プリウスPHV』を予約していた。でも、納車待ちの間にボルトに試乗して、走行性能の高さや燃費の良さから気が変わった」とのコメントを寄せている。
PHV戦争勃発か…シボレー ボルト、プリウスから乗り換え最多(レスポンス自動車ニュース)