電気自動車による世界一周を目指しているフランス人男性のグザビエ・ドゥゴンさん(27)とアントナン・ギーさん(28)がこのほど日本に到着した。米国から船で運ばれた車を受け取り、東京を16日に出発。1週間ほどかけて長崎まで走った後に、シンガポールに渡ってユーラシア大陸を横断する予定だ。2人は2月11日にフランスのストラスブールを出発した。オランダまで約1000キロを走行後、米国へ。ニューヨークからサンフランシスコまで6000キロを走った。1日の走行距離は150キロ程度。毎日、民家などを訪れ、電源コンセントから充電させてもらいながら旅を続けている。フランス電力公社(EDF)のエンジニアでもあるドゥゴンさんは、「独身の今のうちに何か冒険をしよう、とアントナンと話して決めた。電気自動車は将来の交通手段として重要。世界のどこでも使えるものだと知ってもらえれば」と話す。
シトロエンC-ZEROでのワールドツアー「Electric Odyssey」が日本へ(自動車新聞社)