ホンダは2012年5月15日、1人乗りの補助輪付き電動1輪車「UNI-CUB(ユニカブ)」を開発し、同年6月から実証実験を始めると発表した。体重移動に伴う座面の傾きや速さに応じて、前後左右の移動に加えて旋回できる。歩く速さと同じくらいで最高速度は6km/h。屋内の段差が少ないバリアフリー空間での移動が対象。ホンダが2009年に発表した電動1輪車「U3-X」の後継機となる。実証実験は、東京都の日本科学未来館で実施する。「どのようなニーズがあるのか見極める」(本田技術研究所二輪R&Dセンター企画室主任研究員の末田健一氏)のが狙い。2012年6月から、同館の従業員が来場者の前で実演して見せる。その後に同館の業務に使う。2013年3月までに、一般の来場者が体験できる時期などを含めた次の実験内容を決める考え。実用化の時期は未定。
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