旭化成ホームズと大阪ガス、東京ガスは、二世帯住宅において、家庭用燃料電池「エネファーム」と太陽光発電でつくった電気と熱を2世帯間で融通し、光熱費ゼロ、CO2排出量差し引きゼロを実現するシステムを共同開発した。戸建の二世帯住宅の世帯間でエネファームの電気と熱を融通するのは初めて。旭化成ホームズが本年4月28日から発売する新商品「へーベルハウス&NiCO」に、業界で初めて同システムを採用する。昨年に発生した東日本大震災以降、「家族の絆が大切」という意識が高まり、二世帯住宅に注目が集まっている。また、省エネルギーや分散型エネルギーシステムに対する社会要請も高まっている。このような状況を受け、二世帯住宅づくりに関する旭化成ホームズのノウハウとエネファームによる創エネルギーを提唱する大阪ガス、東京ガスの技術を活かし、二世帯住宅向けの「エネルギーシェアシステム」を共同で開発した。
旭化成ホームズなど、二世帯住宅向け熱・電気のエネルギーシェアシステムを開発(プレスリリース)
旭化成ホームズ、二世帯で熱と電気をシェアする戸建て住宅を発売(プレスリリース)